【Mendely応用編】複数のドキュメントからマスタードキュメントを作成する方法
はじめに
お久しぶりです。
私は学部生時代は数万円するEndnoteを研究室に買ってもらって使っていました。
今では、Elsevierが提供する文献管理ソフト「Mendeley」を利用する人が多いと思います。
Google ChromeのMendeleyの拡張機能を利用することで、文献管理が非常に有意義に行えるはずです。
Mendeleyの使い方はたくさんのブログや大学のHPなどで紹介されています。
Wordマスタードキュメント+Mendeleyはどんな人に有用な方法なの?
Mendeleyの文献管理は、学術論文だけではなく、学位論文でもたくさん使用するはずです。
しかし、学位論文で使用する際に、章(チャプター)ごとで文献を管理したいというときがあります。
修士論文までは、通し番号で済むと思いますが、博士論文や本を執筆するときに各章、文献の番号を1から始めたいということがあると思います。
一般的には各章で独立したドキュメントを作ることが多いと思います。
しかし、それではページに正しい番号が付けられなかったり、ドキュメント全体の目次とインデックスを作成するのが大変ですよね?
そこで今回紹介する方法は、マスタードキュメントを利用する方法です。
マスタードキュメントの作成手順
今回は、Word2013を利用して説明していきます。
マスタードキュメントを作成
新規ファイルをとりあえず保存しときましょう。
[表示]タブをクリックし、タブの[ドキュメントビュー]セクションで[アウトライン]をクリックします。
レベルスタイルのドロップダウンリストと、[アウトライン]タブの[アウトラインツール]セクションにある緑色の右矢印と左矢印を使用して、見出しのレベルを変更し、アウトラインフォームでドキュメントの見出しの入力してください。
もちろん、レベルを下げるのに「Tab」を押しても下げることはできます。
必要な見出しをすべて入力したら、[アウトライン]タブの[マスタードキュメント]セクションで[文章の表示]をクリックします。
ドキュメント内のアウトライン全体を選択し、「作成」をクリックします。
そうすると下の図のように各アウトラインが四角でおおわれます。
以下に示すように、マスタードキュメントの各ボックスは個別のファイルになります。
マスタードキュメントの各ボックスの最初の見出しの名前は、各サブドキュメントファイルのファイル名として使用されます。
そして、挿入からwordファイルを選択(他で作ったword fileです)
時間がないので、今日はここまでにします。
あとは、Mendeley、Tableなどなどの設定です。
以上です。