【落語】「雪の瀬川」って知っている?
ラブロマンスの話です。
友人が先日「COREDO落語会」で柳家さん喬の「雪の瀬川」を聞いて泣いたという話を聞いて、確かに私も好きな話であるのでご紹介したいと思います。
私は大学時代に落語研究会(落研)に入っていて、落語が大好きです
2時間近くある超大作です。そして、この話は松葉屋瀬川の後半部分の話が「雪の瀬川」です。
名人三遊亭圓生の「松葉屋瀬川」が有名です。
落語の世界では男と女の話はたくさんありますが、笑いがないけど趣深いという作品です。
今、この雪の瀬川を演じる噺家は、柳家さん喬くらいでしょうか。
落語はビジネスにおいてもトークが上手くなるなど、昔から有名ですよね。
落語の舞台
あとで説明しますが、主人公の若旦那は本の虫で博識。その若旦那が説明する街並みや情景をインスタグラムで紹介したいと思います。
茅町瓦町
ここは、茅(かや)葺(ぶき)屋根のうちが多かった地域です、しかし、人も増え火災の危険もあるので瓦葺の屋根に取り替えました。その郷愁ともとれる昔の名残を忘れないように名前を残したのです。瓦町は昔は屋根瓦を焼いていた。人家も増えて火災の危険もあるので、今戸の方へ移転した。ここも町名はもとのまま残した。
蔵前
旧奥州街道桜の森と言われていたころの、浅草のお蔵前で蔵前、下の松が蔵前の名前の由来です。
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黒船町
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黒船忠右衛門というひとがいたから黒船町
諏訪町
お諏訪さまが祀られていたから
そして駒形堂
風雷神門
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もともと風神様と雷神様が祀られているので風雷神門といいます。言葉は変化するのもなので雷門が間違っているというわけではないですが、風雷神門といいます。ちょっと賢くなった気分。
仲見世
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伝法院
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土地の方は「でんぼいん」というこの伝法院です。きれいですね。
施無畏
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江戸の風を感じられそうな場所ですね。さすが、浅草!
あらすじ
浅草を廻る若旦那
古河で穀屋を営む大店下総屋善兵衛の若旦那善治郎。本の虫で毎日家にこもって本ばかり読んでいます。大旦那が心配でそんな若旦那の健康が心配で、番頭さんと街にでることを頼みます。
策士華山
崋山が「本も良いが本ばかりでは目を悪くします。花を活けてそれを眺めれば目にもよろしい」と善次郎に生け花を教えます。
それから毎日のように崋山は若旦那を訪れて、花を教えます。
作戦1:両国の料亭へ
崋山は花見があるといって、両国の料亭へ行きます。
作戦2:吉原の花の会へ
吉原といえば女郎ですが、花の会といい若旦那を連れていきます。最初は、若旦那は吉原嫌いでしょ。花の会でもおすすめしません、というと、花の会なら行きます、と若旦那が答えます。
瀬川花魁との出逢い
もはや、人間失格、勘当された若旦那
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浅草演芸ホールにまた行きたいな。
演芸ホールのすぐ近くにある弁当屋。本当に安いです。250円です。
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今度、演芸ホールの楽しみ方について、紹介しようかな。学生時代毎週いってたな~。