【実際に使ってみた】Latexのすばらしさを解説するよ

2018年12月14日

Latexとは

LATEX 以前に、“TEX”という名の数式の処理に優れる組版ソフトウェアがあり、その TEX を使ってもっと簡単に論文やレポートを作成したいという要望があった。LATEX はその要望に応えて開発されたものであり、レスリー・ランポートが TEX の上にマクロパッケージを組み込むことで構築したものである。
引用:wikipedia
つまり、デザイン的にきれいなレポートを作りたい!という願望からできたソフトがlatexです。

Latexがおすすめな人・おすすめでない人

Latexがおすすめな人

  • 無料のワードプロセッサーを使いたい人
  • 綺麗な文章を書きたい人
  • 綺麗な数式を書きたい人
  • 画像を好きなところを入れたい人
  • 綺麗な目次を綺麗に書きたい人
  • 化学式を綺麗に書きたい人(mhchem)
  • 参考文献リストを綺麗に書きたい人

Latexがおすすめな人

  • Wordで事足りる人
  • 数式を使わない人
  • ソースコードできるだけ使いたくない
レポート、論文で頭を悩ますことが多いのが以上のことでしょう。それを解決するのがLatexです。理由としては、無料で仕事の環境を準備できるというのが、一番大きいところでしょう。
次に、綺麗な文章(デザイン)を書けるという点です。これには、数式、画像の配置や化学式といった、レポートで使うであろう要素をすべて網羅できるという点が挙げられます。
さらに、参考文献リストのフォーマットを揃えるのが用意というのがあげられます。
一方で科学系文章を書く機会を持たない人や画像が入った文章でストレスを感じたことがない人、
ソースコードを使って文章は書きたくないという人にはお勧めできません。

Latexの良い点

数式を綺麗に書きたい

Latexで綺麗に数式が書ける??
カッコの大きさを変えたり、文字の大きさのバランスを変更可能です。
さらに、フォントを自由に変えられるのがうれしいですね。
あとは、数式に採番するときに、綺麗にできるというのが大きいですかね。
コードを打つから手入力なんですが、クリックして別のところ選択されたり、下付き、上付きから、
一から数式作り直しってことも多々あると思います。
例えば、${n_{1}}^{2}$のように少し複雑に番号を振ったりするだけで、Wordではうまくいかなくなりますね。
もちろん、通し番号の1と二乗の2を同じように左揃えでできますけど、それってなんだか綺麗ではないですし、
混乱を招く恐れもありますよね。
(上記の例は混乱しないよ、ちょっとLatex贔屓し過ぎじゃないか?って思うかもしれませんが、
他にも同様な例、もっとクリティカルな例ってたくさんありますが、一般的な例として挙げています。
私も、レポートから学位論文、また、科学系のジャーナル、本のチャプターなどたくさん書いてきましたが、
これまで、すべてwordで書きました。どちらかというとWord贔屓ですよ。)
もちろん、Wordでも可能です。
私の場合はWord内で表(1 x 2)を使って、だいたい8:2くらいのスペースで分けて、
左側に数式を、右側に通し番号を記載して、数式番号の場所を統一してます。
最近、WordでもLatexで数式の入力が可能になりました。
それだけ、数式作成には定評があるのだと思ってもらって大丈夫です。
しかし、Wordについて、古いバージョンを使っている人へは、数式が画像として張られて、文字間がすごい開いてしまって、
非常に見栄えが悪いです。
wordで使うならまだ、【挿入】→【数式】で作る方がきれいに書けると思います。
ちなみに数式に関しては以下のリンクから簡単に作成可能です。httpsじゃないから、そのうちGoogle Chromeでは開けなくなるかもしれません。
ギリシャ語についてはこちら

化学式を綺麗に書きたい人(mhchem)

以前紹介したmhchemですが、これはLatexをもとにしてます。
よく科学論文で苦労するのが、この化学式をかくことではないでしょうか。
Texを利用することで、化学式はきれいに書くことはできますが、ソースコードが複雑ということで、
mhchemというソフトができました。
Latex+mhchemを利用することで、この辺りは完璧です。
是非環境設定してみてください。
実は、mhchemはWordpressでも使用可能です。
私の以前の記事を読んでもらえればわかると思います。
最新版のTex liveならmhchemはデフォルトで入っているようです。
以下のページで書き方も参考にしてみてください。
以上参考にして作ったのがこちらです。

参考文献リストを綺麗に書きたい人

引用文献の張り付けって本当に面倒ですよね。学術論文に関しては100近く打ち込まないといけないですし。
私は、Endnoteユーザーで、Wordにプラグインして使用しています。LyX では参考文献リストを pBiBTeX の体裁にしたがって作成した bib ファイルを用意しています。

 

文中で相互参照したり文末に参考文献リストを追加したりできるっていうのがすごくないですか?
実際に、Word も参考文献リストを xml 形式で管理し、 相互参照や文献リストを作成できるため、仕組みは似ていています。ですが、この設定はいちいち手作業でもう使ったことすらありません。話ではよく聞くんですけどね。

 

BiBTeX の記法は独特ですが、Google Scholar や CiNii は bib ファイルをエクスポートできるほか、
文献管理ソフトの Mendeley のエクスポート機能も BiBTeX の形式を利用できます。

Latexの悪い点

使い勝手が複雑

自分でいろいろアレンジできるのですが、その都度ソースコードをいじらなくてはいけません。
ソースコードを使って文章を書くのが嫌って人は、本当に向かないと思います。

しかし、今後慣れていきたい、勉強したいという人は、Lyxなどワードプロセッサーがあるので、
WordとLatexの中間みたいなソフトも存在しています。
この辺りを使いながらLatexを導入していくというのはいいかもしれません。

文章書く人からしたら、使わない理由はないと思います。
今後、使う予定がある人は是非すぐに環境設定していきましょう。

Twitterでの反応

AtomでLatexを設定しました。

先ほどのツイートで紹介した、AtomでLatex環境を整えてみました。
しかし、Atomで設定しても事前にLatexを他でインストールする必要があります。

おすすめはTex liveです。
一行目にある、「install-tl-windows.exe」をクリックすればダウンロードがはじまります。

こちらのリンクを参考してもらえるとすぐできると思います。

atom内のテーマの変更はこちらを参考にしてみてください。

これで環境設定は完了です。やはり、デザインも一新するとやる気がでますよね。笑

科学系ならBibTeXの設定も是非済ませてください。

早速書いてみた

基本構造は以下になります。

それでは、題名などについてもテンプレートをあげます。

詳しくはこちらの記事で紹介されています。

しかし、表紙部分は難しいので画像を埋め込む方法が一部で推奨されています。私も画像を埋め込みました。

特に、難しくないですよね。今後、新しい機能、情報や感想は次回記事で紹介します。

Latexでギリシャ文字

大文字 小文字 コマンド 変体文字
コマンド
$A$ $\alpha$ \alpha
$B$ $\beta$ \beta
$\Gamma$ $\gamma$ \gamma
$\Delta$ $\delta$ \delta
$E$ $\epsilon$ \epsilon \varepsilon
$Z$ $\zeta$ \zeta
$H$ $\eta$ \eta
$\Theta$ $\theta$ \theta \vartheta
$I$ $\iota$ \iota
$K$ $\kappa$ \kappa
$\Lambda$ $\lambda$ \lambda
$M$ $\mu$ \mu
$N$ $\nu$ \nu
$\Xi$ $\xi$ \xi
$\Pi$ $\pi$ \pi \varpi
$\rho$ $\rho$ \rho \varrho
$\Sigma$ $\sigma$ \sigma \varsigma
$T$ $\tau$ \tau
$\Upsilon$ $\upsilon$ \upsilon
$\Phi$ $\phi$ \phi \varphi
$X$ $\chi$ \chi
$\psi$ $\psi$ \psi
$\Omega$ $\omega$ \omega

大文字はどう書くの?

まず、アルファベットとギリシャ文字で共通の大文字はそのままアルファベットで書きます。
ギリシャ文字独特な大文字に関しては、コマンドの頭文字を大文字にすることで対応可能です。

つまり、$A$であれば、Aとかけばおしまいです。
ギリシャ文字で独特な大文字例えば、$\Pi$であれば\Piです。

簡単ですよね。

おわりに

私も授業で少し使った以来使用したことないので、先ほど環境設定が終わったところです。
みなさんに使用状況を徐々にお知らせできたらと思います。

私は「TexLive」と「Lyx」を入れました。
まだ、使い方全然わかりませんが、、、頑張ります。

Lyxのインストールについては以下から可能です。

Lyxを使えば、LatexからMS wordへの変換もできそうですね。この辺り、論文作成のプロセスで誰に見てもらうか、誰から修正貰うかで異なると思います。
指導教員がMS Wordしか使わない、直接入力が必要な場合などでLatexからWordへの変換が必要な場合があると思いますが、これで可能ですね。

果たして私はLatex信者になれるのか!?

追記:atomでlatex環境を作って進行中です(18/11/27)。

2018年12月14日

Posted by xxxchem