祝・ノーベル医学・生理学賞

2018年10月23日

本当に近年のノーベル賞ラッシュはすごい!!!
今後、少子化が進み、研究費は減っていく傾向にあるので、今後の受賞はどんどん減っていくのかな。でも、近年取得した先生方の年齢がばらついているので、年代ごとの違いっていうのは今のところなさそうな気がします。
よく人口に対して割り返したした研究費/人口が発表されているけれど(もちろん、この値が正確である場合もあるが、実際は、研究費が減っていても人口も減っているのだから研究費が相対的に年々向上していくように見えるときもある)、今後大学も減っていくでしょうし、難しいとは思いますが、大型研究費で挑戦的な研究が増えるといいですよね。

さて、今回本庶先生
免疫の働きを抑制するタンパク質「PD-1」を発見し、この抑止力を取り除くことでがん細胞を攻撃する新しいタイプの「がん免疫療法」の開発
したことを評価されました。

本庶先生おめでとうございます。
今回のノーベル賞受賞に関する研究対象は非常にわかりやすい反応機構であるのと、身近なテーマを扱っていることから、今後出版される本や講演会は是非購入、参加していただきたいですね。

ツイッターでも、研究室の様子が紹介されていますね。

今回もう一つ興味深いところは産学連携という点だと思います。
これは、昨今の研究費削減に対処法のひとつであるともいえます。

ドイツでは非常に多くの企業との共同研究を実施しています。
この潮流は基礎研究にじっくりというものではないかもしれない、ハイインパクトは望めないかもしれない。しかし、研究室の成果が社会に反映されやすい、ポスドク研究員の就職先が増える(企業からお金を稼げる、人件費や研究費などどちらにも使える場合が多く自由なお金という意味)という点で一つのいい例だと思います。
最近論文についても、オープンソースにしろだの、いろいろと言われていますからね。

ちょっと脱線しますが、私が住む旧東ドイツのハレにレオポルディーナと呼ばれる学術組織があります。世界最古の学会と呼ばれ、会員(フェロー)としてノーベル賞受賞者が数多く所属しています。今回ノーベル賞を受賞した本庶先生もこのレオポルディーナのフェローでもあります。
建物は非常に厳かな雰囲気を醸し出していました。

正門には、今後のイベントのポスターなどが貼ってありました。

おしまい。

2018年10月23日

Posted by xxxchem